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創業300年の酒蔵
浪花正宗は
「生まれ変わります」

社長挨拶

〜正直を身上に 〜

浪花酒造は創業約300年の歴史を持っております。小さな酒蔵ですが、3世紀にわたって、大阪・泉州地区でのれんを守ってこれたのは、歴代の当主が”正直を身上に”経営者としての役割を全うしてきたからであります。

ところが、10代日当主に当たる私は、歴史に汚点を残す行為を招いてしまいました。醸造用アルコールを含んだ普通酒をブレンドして味を調節したのに、純米酒のラベルで製品を販売したなど表示違反を犯したのです。

醜態は平成25年2月にマスコミによって白日の下にさらされることになりました。報道されたような儲け主義は原因ではありませんでしたが、食品メーカーとして言語道断の間違いを犯したことに変わりはありません。お取引先やご愛飲いただいていた消費者のみなさまの信頼を裏切ってしまい、誠に申し訳ないことをいたしました。衷心よりお詫び申し上げます。

表示違反によってお得意先の八割方を失って経営は全く成り立たない状況に陥った上、自らの不行跡を恥じ入る気持ちも強かったので、一時は廃業を考えました。しかし、背信行為をしでかしたにもかかわらず、支援してくださっているお得意先の励ましと、社員を路頭に迷わせたくないとの思い、家業を私の代で終わらせず後継者につなげたいという願いもございまして、険しい先行きを覚悟の上で存続の道を選びました。

お得意先や清酒ファンのみなさまの信頼を回復するため、当蔵は4月から毎月、全社員が酒税法や酒類業組合法など酒類関係法令の研修を受けるとともに、製品の品質管理や衛生管理の徹底など、様々な業務改善に取り組んでおります。もちろん、私自身も深く反省し、経営の原点”正直を身上に”とする姿勢を改めて貫く決意であります。

この小冊子は、必死で生まれ変わろうとしている私どもの蔵の姿をお得意先や消費者のみなさまに知っていただきたい、と願って製作を決めました。真の信頼回復は、まじめに再生に取り組む長い年月の先にあると承知しております。経営者の私の責任は特に重く、生涯をかけて名誉挽回に取り組んでいかなくてはなりません。

ただ、もっと多くのお客様にお酒を買っていただかないと、経営は維持できない現実がございます。反省の時間が足りないと、快く思われない方もおられるかと思いますが、蔵再生の努力が水の泡にならないように、業務改善と並行して拡販にも取りかかる時期がまいったと判断させていただきました。

 「浪花正宗」は清酒造りの最高峰を極めた酒蔵にだけ栄誉を授かる全国新酒鑑評会で平成21年から4年間にわたり連続して金賞を受けました(平成24年の受賞は表示違反のため取り消し処分)。しかも、平成20年の北海道洞爺湖サミットで臨当社の酒が提供されたなど、品質の高さには定評かございます。4年連続で金賞受賞の酒を造った成子嘉一杜氏はそのまま浪花酒造に在籍しております。したがって今までの酒質通りの高品質酒を提供できます。酒販店や料飲店のみなさまには、なにとぞ取り扱いご協力を伏してお願いいたします。清酒ファンのみなさまには、どうぞ飛び切りの地酒の味わいをご賞味くださいますようお願い申し上げます。

 

浪花酒造顧問税理士
 藤木晴彦さん

高まった順法意識

浪花酒造の社員に集まっていただき、法令順守をテーマに始めた研修会の2、3回目までは、まじめに聞いてもらっていたものの、学ぼうという気構えや理解度という点では今一つでした。服装の乱れを指摘したりもしたので、一部の従業員からは「何を偉そうに言う」と、そんな反発も感じました。
しかし、研修を重ねるごとに、空気は変わっていきました。従業員一人ひとりが、表示違反で慯ついた会社の信用の回復に向けての理解を深めるようになり、集中して聞いて、覚えてくれるようになりました。研修終了後にしばしば懇親会を開き、かみしもを脱いで盃を交わしている効用もあるかもしれません。
地酒蔵の社員で酒税法や酒類業組合法に詳しい向きがそうたくさんいるとは思えません。そういう意味では、研修を重ねている浪花酒造の社員は、すでに業界でも最上位の順法意識を持つ集団といえます。
ただ、私はまだ満足していません。これからも研修を続けて、社員全員が自ら課題を見つけて業務改善に取り組むレベルにまで引き上げたいと考えております。

 

業務改善の取り組み

平成25年2月に税務当局から、一部製品ついて「清酒の製法品質表示基準」に違反していろとの指摘を受けました。
すぐさま当該製品の自主回収に取りかかるとともに、顧問に迎えた藤木晴彦税理士を講師に、平成25年4月2日の「酒類の表示方法ついて」を皮切りに法令順守研修会をスタートさせました。
以来、平成25年9月末日までに計8回開いております。


地元有識者による第三者委員会を平成25年5月9日と25年7月12日に開いて、倫理面や衛生面、管理面などあらゆる角度から厳しい提言をいただきました。今後も定期的に開く予定です。


写真右から瓶詰め指図書、詰替えラペル変更指図書、在庫謫査票。
全工程について、社長と杜氏、エ場長ほか全社員で管理・チェックし、不正やミスを防ぐ体制を整えました。


藤木顧問から、薇で製造中の製品や貪庫にある在庫のチェック、正しい保管方法、正確なラペル表示に関する指導を受けています。


平成25年9月から毎朝8時に全社員が集まって朝礼を開く。成子社長が1日の行動予定を確認したうえ、仕事に対しての思いを話しています。以前は、不定期に開いていましたが、業務改善の一環で、元気よく「おはようございます」と挨拶することから1日を始め、情報共有や従業員の意思統一の場として活用しています。


大阪府の「食の安心安全認証制度」に沿って、社員全員で衛生改善に取り組んでいます。食品衛生饑関による定期的なチェックを受けて、お客様に安心して購入いただける商品づくりの環境を整えています。

 

杜氏
 成子嘉一

酒造りに全身全霊

このたびの不祥事でお収引先や消費者のみなさまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます。
今回の不祥事に関し、多くのお取引先からお叱りを受けました。また、さらに多くの取引先やファンのみなさまから励ましのお言葉もいただきました。みなさまのこれらの叱咤激励のおかげて、汚名返上に向け、従業員一同の結束を固め、その先頭に立って会社の改革改善にまい進してゆく覚悟を決めました。
法令順守や品質・衛生管理の徹底への取り組みを通して、浪花酒造は本当に生まれ変わっております。小さな会社だから、あるいは瓶詰めや発送を担当しているだけだからといった甘えの気持ちは一掃し、社員一人ひとりが食品メーカーとしての規範を理解するようになりました。加えて全員が酒税法など関係法令の知識を持つようになったほか、「必要に応じてこなす」、「気づいたら対処する」といったその場しのぎではなく、ルールを守ってきちんと確認する業務体制を確立いたしました。
私の最大の使命は良いお酒をみなさまにご提供することです。酒造りにつきましては、従前と変わらず、全身全霊を注ぎ込んでまいります。
”手をかける”ことで酒質は必ず良くなるというのが、私の信念。一番大切な原料米はもちろん、水や気温、湿度の状態を見極めて、最良の対応を心掛けております。大吟醸など高級酒のみならず、普通酒も、麹の変化などをしっかり見守って、手は抜きません。「甘、酸、辛、苦、旨」の五味の調和が織りなす至極の清酒造りを目指して精進を続けると約束いたします。
私たち蔵人が精魂を傾けた「浪花正宗」を、どうぞこれからもご賞味くださいますようお願い申し上げます。

 


頑張る社員

副杜氏
畠山隆二

表示違反問題で失った信頼回復に向けて全力を注いでまいります。酒造りに携わって14年の技術者である私の役割りは、”より高品質の酒造りを”と心得ております。米の吸水の見極めや醪(もろみ)の管理などの技能の上達に励みます。きっとご満足いただけるおいしい清酒をご提供します。どうぞ浪花正宗をよろしくお願いいたしま
す。


工場長
南勝之

入社13年目。瓶詰めや出荷など造り以外の業務関係の責任者として、過ちを繰り返さないために、社長と杜氏と私の3人で、各業務態勢を互いにチェックする仕組みを立ち上げました。業務品質をさらに高めるために日々努力してまいる所存でもあります。個人的にも友人、知人に浪花正宗のおいしさを積極的にアピールしてまいります。

 


経理、電話対応、
ネットショップ担当
成子和子

お客様からの電話やeメールなどに対して、丁寧で、感謝を込めた応対を心掛けております。例えば、鏡開き用の樽酒のご注文では、指定された日時、場所に正確にお届けできるようにするなど、受注処理に特に気を付けてまいります。


出荷担当
直川雅也

元のようにたくさん売れる日々が一日でも早く訪れるのを願い、一生懸命仕事に精励しております。藤木顧問に酒税法などの内容を教えていただき、順法意識も高まりました。清酒ファンのみなさま、浪花正宗のご愛飲のほどよろしくお願いいたします。

 


洗瓶・ラベル貼り担当
 中山治美

主に洗瓶や製品にラベルを貼る仕事をしております。ご購入いただいたお客様に喜んでもらえるように、心を込めて作業することを心掛けています。研修では、様々な法律の知識も学んでおります。私自身も、浪花正宗の清酒が大好きなので、出会ったみなさまにPRしております。

   

 

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